キャッシュフローゲームの解説(実践編)


キャッシュフローゲーム会画像

【基本的なラットレースの進め方】

ラットレースでは一回に1個のサイコロを振ります。
サイコロはゲーム開始時に決まった一番最初に投げる人から順番に振ります。最初の人がサイコロを振り、出た目の数だけラットレース上を時計回りに進んでいきます。他のプレーヤーも同様にサイコロを振って、出た目の数を進んでいきます。
止まったマスに応じたカードを1枚引いて、カードに書かれた内容で取引などをしていき不労所得を増やすようにしていきます。
Starthereと書かれた矢印の先がOpportunityのマスになっていますが、これが1番目のマスになります。この最初のOpportunityのマスから時計回りに1、2、3・・・と進んでいきます。  


【ラットレースのマス】

ラットレースのマスは「Pay Check」も含めて全部で7種類あります。順に説明していきます。


・Opportunity (オポチュニティ、投資のチャンス)
このカードにはBigDeal(ビッグディール、大きな取引)、SmallDeal(スモールディール、小さな取引)の2種類があります。ラットレース脱出の助けになるような投資のチャンスが各種用意されています。
このマスに止まったら、BigDealかSmallDealのいずれかのカードを1枚引くことができます。 

SmallDealは頭金が5000ドル以下の物件、BigDealは頭金で6000ドル以上の物件が入っています。
基本的にはカードの内容を読み上げ、カードの内容がプレーヤー全員にわかるようにします。取引によっては他のプレーヤーも資産を売買できる場合があります。

資産は、カードに売ってもよいと書いてある時、破産により売らざるを得ない時のみ売却できます。
資産を他のプレーヤーに売ることはできません。自分が引いたOpportunityカードは、売ってよいとある場合のみ、交渉して価格を決め、他のプレーヤーに売ることができます。カードを買ったプレーヤーはその場で、その資産をカードに指定された価格で買わなければなりません。
投資のチャンスは、次のプレーヤーがサイコロを振った時点で消滅します。
プレーヤーが売ることができるのは、自分が所有する資産のみ。
プレーヤー同士がチームを組んで投資物件を買うことはできません。

・TheMarket (マーケット、市場カード)
投資物件の買い手が見つかるカードです。
またプレーヤーの経済状態に影響を与えるような、お金に関する出来事が記載されているカードもあります。
このマスに止まったら、TheMarketのカードを1枚引き、読みます。カードに指定された資産を持っているプレーヤーは、誰でもその資産を指定された価格で売ることができます。資産を売った時は、ゲームシートを書き換えるのを忘れないようにしないといけません。資産を売ったら、銀行から売却代金を受け取ります。銀行は買い主に代わって支払いをします。

・Doodads (ドゥーダッズ、無駄使い)
買う予定のなかった品物や、不必要にお金を使うこと。
このマスに止まったら、Doodadsカードを引き、その指示に従います。Doodadsは必ず実行しなければならず、選ぶことはできません。

代金の支払いの為に銀行からお金を借りることができます。

・Charity (チャリティ、慈善事業への寄付)

このマスに止まったら総収入の10%を慈善事業に寄付すれば(銀行に支払います。)次から3回、自分の番の時にサイコロを1個振るか2個振るかを選ぶことができます。Charityをすることのメリットはサイコロを2個振れることによって回りが速くなりますのでペイチェックが早く来るということです。トークンを自分の前に3枚出しておいてあと何回サイコロを2個振れるかの目印にします。

1回振る毎にトークンを1枚づつ取っていきます。

・Baby(ベイビー)
新しい家族の誕生!
このマスに止まったら次のようにします。
a)ゲームシートの子供の数を増やす(最高3人まで)。
b)支出の部の「育児費」に、所定の「子供一人あたりの育児費」を加算する。
c)総支出に「子供一人あたりの育児費」を加算する。
d)毎月のキャッシュフローから「子供ひとりあたりの育児費」を差し引く。

・Downsized(ダウンサイズド)
このマスに止まったら失業!一時的に職を失います。
総支出の全額を銀行に支払い、2回休みです。
(Charityをしていた場合、Charityの効力も同時に消滅します。)
(Downsizedでお休みの最中も取引には参加することができます。)

 

・Pay Check(お給料日)
最初にまず覚えておきたいことがあります。
ラットレースのマスの中に「Pay Check」と書かれた黄色のマスが3箇所あります。これは簡単に言うと「お給料日」です。
このマスに止まるもしくは通過する、いずれにしてもお給料がもらえます。
Pay Checkに止まったあるいは通過した場合は自分の財務諸表を見て「毎月のキャッシュフロー(ペイチェック)」と書かれた額を「ペイチェック○○ドルお願いします。」と銀行に申告して下さい。
もし申告を忘れてしまうとお給料はもらえません。取引に気を取られたりしてけっこう忘れてしまう方も多いので注意が必要です。
「Pay Check」のマスから次の「Pay Check」のマスまでが1ヶ月間ということになります。もらった現金は手持ちの現金に加えます。財務諸表への記入は必要ありません。ラットレースのマスは「Pay Check」も含めて全部で7種類あります。順に説明していきます。


・Opportunity(オポチュニティ、投資のチャンス)
このカードにはBigDeal(ビッグディール、大きな取引)、SmallDeal(スモールディール、小さな取引)の2種類があります。ラットレース脱出の助けになるような投資のチャンスが各種用意されています。
このマスに止まったら、BigDealかSmallDealのいずれかのカードを1枚引くことができます。 

SmallDealは頭金が5000ドル以下の物件、BigDealは頭金で6000ドル以上の物件が入っています。
基本的にはカードの内容を読み上げ、カードの内容がプレーヤー全員にわかるようにします。取引によっては他のプレーヤーも資産を売買できる場合があります。

資産は、カードに売ってもよいと書いてある時、破産により売らざるを得ない時のみ売却できます。
資産を他のプレーヤーに売ることはできません。自分が引いたOpportunityカードは、売ってよいとある場合のみ、交渉して価格を決め、他のプレーヤーに売ることができます。カードを買ったプレーヤーはその場で、その資産をカードに指定された価格で買わなければなりません。
投資のチャンスは、次のプレーヤーがサイコロを振った時点で消滅します。
プレーヤーが売ることができるのは、自分が所有する資産のみ。
レーヤー同士がチームを組んで投資物件を買うことはできません。

・TheMarket(マーケット、市場カード)
投資物件の買い手が見つかるカードです。
またプレーヤーの経済状態に影響を与えるような、お金に関する出来事が記載されているカードもあります。
このマスに止まったら、TheMarketのカードを1枚引き、読みます。カードに指定された資産を持っているプレーヤーは、誰でもその資産を指定された価格で売ることができます。資産を売った時は、ゲームシートを書き換えるのを忘れないようにしないといけません。資産を売ったら、銀行から売却代金を受け取ります。銀行は買い主に代わって支払いをします。

・Doodads(ドゥーダッズ、無駄使い)
買う予定のなかった品物や、不必要にお金を使うこと。
このマスに止まったら、Doodadsカードを引き、その指示に従います。Doodadsは必ず実行しなければならず、選ぶことはできません。

代金の支払いの為に銀行からお金を借りることができます。

・Charity(チャリティ、慈善事業への寄付)

このマスに止まったら総収入の10%を慈善事業に寄付すれば(銀行に支払います。)次から3回、自分の番の時にサイコロを1個振るか2個振るかを選ぶことができます。Charityをすることのメリットはサイコロを2個振れることによって回りが速くなりますのでペイチェックが早く来るということです。トークンを自分の前に3枚出しておいてあと何回サイコロを2個振れるかの目印にします。

1回振る毎にトークンを1枚づつ取っていきます。

・Baby(ベイビー)
新しい家族の誕生!
このマスに止まったら次のようにします。
a) ゲームシートの子供の数を増やす(最高3人まで)。
b) 支出の部の「育児費」に、所定の「子供一人あたりの育児費」を加算する。
c) 総支出に「子供一人あたりの育児費」を加算する。
d) 毎月のキャッシュフローから「子供ひとりあたりの育児費」を差し引く。

・Downsized(ダウンサイズド)
このマスに止まったら失業!一時的に職を失います
総支出の全額を銀行に支払い、2回休みです。
(Charityをしていた場合、Charityの効力も同時に消滅します。)
(Downsizedでお休みの最中も取引には参加することができます。)

 

・Pay Check(お給料日)
最初にまず覚えておきたいことがあります。
ラットレースのマスの中に「Pay Check」と書かれた黄色のマスが三箇所あります。これは簡単に言うと「お給料日」です。
このマスに止まるもしくは通過する、いずれにしてもお給料がもらえます。
Pay Checkに止まったあるいは通過した場合は自分の財務諸表を見て「毎月のキャッシュフロー(ペイチェック)」と書かれた額を「ペイチェック○○ドルお願いします。」と銀行に申告して下さい。
もし申告を忘れてしまうとお給料はもらえません。取引に気を取られたりしてけっこう忘れてしまう方も多いので注意が必要です。
「Pay Check」のマスから次の「Pay Check」のマスまでが1ヶ月間ということになります。もらった現金は手持ちの現金に加えます。財務諸表への記入は必要ありません。


【ラットレースで選択できること】

 

・銀行ローン
レーヤーは破産を宣告されていないかぎり、銀行からお金を借りることができます。
ローンは1000ドル単位でいくらでも借りることができます。
しかし!金利がめちゃくちゃに高いです。
1ヶ月(Paycheckごと)の利子は10%
です。年利だと120%という超高金利です。
(例:1000ドル借りると毎月の銀行ローンの支払いは100ドルになります。)
銀行からお金を借りた人は以下のようにします。
a)貸借対照表の負債の部に銀行ローンの金額を書き加える。
b)銀行ローンの支払額を(借入金の10%)を損益計算書の支出の部に記入する。
c)総支出の額を書き直す。
銀行ローンは1000ドル単位で返済できます。銀行ローンを1000ドル返す毎に銀行ローンの支払いは100ドル減ります。銀行ローンの一部を返済した場合、貸借対照表の銀行ローンの数字、損

益計算書の関係する支出額を書き直すのを忘れないように注意して下さい。

・借金の返済
自分の番になったら、借入金を返済して総支出を減らすことができます。銀行ローン以外は、全額を一括で返済しなければなりません。
税金、その他の支出、育児費は返済できません。最後まで支出として残ります。
借金を返済したら次のようにします。

a)貸借対照表の負債の部にある借入金の額を消すか書き直す。
b)損益計算書上の関係する支出の額を書き直す。
c)総支出の額を書き直す。
毎月のキャッシュフローの額を書き直す。

・破産
Paycheckの額がマイナスになっていたら、Paycheckのマスに止まった時に、その額を銀行に支払わなくてはなりません。その金額を支払うだけの手持ちの現金がない場合に破産になります。
破産を宣言したら次のようにします。
a)資産を頭金の2分の1の価格で銀行に売る。資産は何件売ってもかまわない。
b)上のa)の売却代金で借金を返済し、収入が支出を上回るようにする。(毎月のキャッシュフローがプラスになるようにする。)
c)3回休む。

資産を全部売ってもまだ毎月のキャッシュフローがマイナスの時は、車のローン、クレジットカード

ローン、小売店のつけのそれぞれ半額が帳消しになります。それらの毎月の支払いも2分の1が

帳消しになります。住宅ローンと教育ローンはそのまま残ります。
それでもまだ毎月のキャッシュフローがマイナスの時は、完全にゲームオーバーです。